
■仮想通貨で稼ぐ方法は大きく3つ
2017年の仮想通貨バブルの当時は「安く買って、高く売る」で稼ぐ方法が主流でした。
現在でも値上がりが見込める良い銘柄に投資をすることは重要ですが、仮想通貨業界の発展により多くの稼ぐ手段が出てきています。
その中でもDeFi(分散型金融)の盛り上がりは非常に大きく、上手く利用すると大きな利益が得られます。
※説明を簡潔にするため、実際のシステムとは違う部分があります。
■稼ぐ方法① 王道!安く買って、高く売る
仮想通貨は値動きが大きいので、値動きを利用した「安く買って、高く売る」の値差で大きな利益を出すことが可能。
例えば、2020年8月にビットコインを購入していれば、2021年4月には5倍に!

通貨を購入するだけなので、初心者でも簡単に始められます。
ただし...
・元本が大きくなければ利益は小さい。👉10万円購入しても、55万円にしかならない(すごいけど..)
・売るタイミングが難しい
などの課題があり、利益を大きくだすことは難しい。
■稼ぐ方法② 貸出(レンディング、ステーキング)
自分の購入した仮想通貨を預けておくだけで、金利が得られる仕組みです。
レンディングとステーキングは仕組みが大きく違うけど、自分の暗号資産を一定期間預け入れて利息が貰える点は同じ。
参考:コインテレグラフ レンディングとステーキング:仮想通貨から報酬を得る2つの手法 ユーザーが選ぶときに意識すべきことは?
https://jp.cointelegraph.com/news/crypto-lending-or-staking-how-they-are-different-for-cryptocurrecy-traders
金利や貸し出せる通貨の種類は海外の取引所の方が充実していますが、日本の取引所でも貸出サービスがあります。
コインチェックでは現在16種の通貨の貸し出しが可能。
貸出期間は14日~365日と選択が可能で、貸出期間が長いと金利も高い。金利としては1~5%。
銀行に現金を預けて置くことと比べると100倍以上の利息が得られる。

国内取引所でもLINEが運営するLINE BITMAXでは年利12%の貸出サービスあり。
海外の取引所では年利20%以上もあります。

もちろんリスクはあります...
・仮想通貨の値下がりが起きてもロック期間中は売却できない
・海外取引所は日本で使用が禁止される可能性あり
預けている通貨が値下がりすれば金利が貰えているとは言え損をする可能性が大いにあり得る。
■稼ぐ方法③ DeFi(Decentralized Finance) 分散型金融
2021年には市場規模が1000億ドルを突破した新しい金融の形です。
日銀のレビューが一番わかりやすいかもしれません。
https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/rev_2021/data/rev21j03.pdf
DeFiも自分の資産を預け入れるという面ではやることは同じですが、利息の原資が全くことなります。
すぐに預金を引き出せる(プロジェクトによってはロック期間あり)のはステーキングやレンディングと違うかもしれません。
BSCのパンケーキスワップ 年利は通貨によるが10~300%ほど

DeFiの仕組みは簡潔に言うと「人件費や管理費のかからない取引所の収益が全て預金者に還元される」ということです。
(DeFiは色々ありますがここではDEXのみ説明します)
既存の金融は銀行という建物や金庫などの物理的な施設が必要だったり、管理するシステムや人の費用がかかります。そのため、預金者が貰える金利は非常に少ないです。

DeFi(ディーファイ)では、仮想通貨の技術による資産管理とシステム稼働(スマートコントラクト)によって銀行が運営されている。
そのため、銀行運営の費用が抑えられているため預金者への還元が非常に大きい。

もちろんリスクは多くあります...
・プロジェクトの開発者が公開されていないケースがあり、預けた通貨を持ち逃げされる
・今後、規制されるリスクがある
DeFiは無数のプロジェクトがあり、情報を取り優秀なプロジェクトで運用することが重要。
■プロジェクト例

■まとめ
仮想通貨は多くの稼ぐ手段がある。
その中でも、DeFiは仮想通貨の技術を活用した新しい金融の形で、大きな利益が得られる手段となっている。
DeFiは無数のプロジェクトがあり、開発も常に進んでいるため、良いプロジェクトを見つけるための情報収取が重要。
リスクを十分に把握し運用しましょう。